Accessの弱点をクラウドと組み合わせて解決する
Accessのシステムを組織で使おうとする際、どうしても避けられない弱点があります。主なものは以下の通りです。
Accessは事実上単体で使う仕様になっている
Accessは複数で共有して使えますが、排他制御(同時実行)機能がないため、複数ユーザーで同じAccessのシステムを使うとエラーの発生やデータ消失のリスクがあります。
そのため、排他制御のできるSQLServerやMicrosoft Azure SQL(クラウド)のデータベースを導入、活用することをお勧めしております。Access単体システムには本格的にシステム運用する機能がついていない
検索や帳票出力、機能開発が効率的にできるAccessですが、セキュリティやバックアップなど、システムの安定運用をする機能は持っていません。
そのため、Accessで本格的なシステム運用をするには、その機能を持ったソフトと組み合わせたクラウド導入などを検討することをお勧めしております。Accessには容量制限や、データ量増加による速度低下の可能性がある
Accessには2GBという容量制限があります。また、処理速度は使っているPCの性能に依存するため、データ量が増えた場合に処理速度の低下は避けられません。
当社ではAccessの使い勝手をそのままにクラウドへ移行(Lift)し、そのうえで必要な部分のみ改修を行って、クラウド環境に最適化(Shift)するアップグレードを行うことをお勧めしております。
このように当社では、Accessを活かしながら、SQLServerによるクライアント/サーバーシステムやMicrosoft Azure SQLによるクラウド化で、「画面や使い勝手はAccessのまま、本格的な業務に耐えうるアップグレード」をご提案しております。特にクラウド化の場合は、会社にインターネット接続環境があれば物理的なサーバーを導入することなく開発が可能です。
当社開発のリネン・クリーニング管理ソフトウェア「リネンライン」もクラウド対応になっており、他にも既にAccess+クラウド環境での導入実績があります。
Accessでの使用環境を改善したい、Access+SQLServer環境だがOSやSQLServerのサポート終了期間が間近、あるいはすでに切れてお困りのお客様にはぜひ一度お話を聞かせていただき、当社にて解決案をご提案したいと考えております。